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置き場所
苦手な環境はなく、耐陰性・耐寒性・順応性がある強い植物です。
観葉植物なので日当たりがいい場所に置くことが一番ですが耐陰性があり日陰でもよく育つので、トイレや玄関などの窓のない場所でもよく育ちます。もしヒョロヒョロと育ってきていたら日光が少ないということなのでたまにはひなたぼっこをしてあげてください。
耐寒性がありますが３℃を切るような冬の寒さはカポックにもつらい環境なので、ベランダなどに置いていたら室内に入れてあげます。室内で育てている場合も窓際からもう少し暖かい場所に移動してあげるようにしましょう。
快適な場所への移動を考えるときに、急に移動すると環境の変化についていけずダメージになることもあるので少しずつ移動します。
（例） 外 → ひかげ → 日の弱い室内 → 日の当たる室内
暑さには強い植物ですが、夏の直射日光は強すぎて葉焼けを起こすことあります。レースのカーテン越しの日光になる場所に置いてください。
水やり
乾燥気味を好むので水やりを忘れても気にしなくて大丈夫です。基本的には土の表面が乾燥したらたっぷりと水やりをします。
生長が止まる冬は、土の表面が乾燥して２・３日後に水やりをするなど回数を減らします。
葉水は毎日します。害虫予防にもなります。
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植え替え
4～9月中旬。生長の早い植物なので2年に１回のペースで行います。
購入してから一度も植え替えをしていない鉢や、鉢底から根が出ている鉢は植え替えをすると一層すくすくと育ちます。植え替え後はデリケートになっているので肥料は与えず水やりをし、しばらくは直射日光の当たらない場所で管理します。
盆栽のように形を作れるので支柱を使用し好みに形作ることも楽しめます。
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せん定
4～10月頃。樹形をイメージし、古くなってきた葉や邪魔な葉を切り風通しを良くします。切った枝は挿し木に使えます。
また、大きくなると脇芽がたくさん出てくるので脇芽摘みし樹形を整えます。肥料を与えなくても十分に生長しますが
与えると効果が現れやすく大きく育ちます。与える時期は春から秋に、緩効性の置き肥あるいは液肥を10日に1回与えます。
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害虫
季節を問わず、新しい葉や気温が高い時・乾燥している時に発生しやすくなります。
アブラムシ・ハダニ・カイガラムシを見つけたらすぐに駆除します。健康な株だと発生しにくいので、葉水を毎日し害虫予防をしましょう。
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〇ハダニ
葉や茎について栄養を取るので、葉に病斑が出たり葉が白くなります。
葉の裏に卵をうみ、成虫になると大量発生します。
みつけたらティッシュでとり、水に弱いので葉水をします。
〇カイガラムシ
貝のような形で白い見た目です。
風通しの悪いところに発生し枝や葉の養分を取ります。
つまようじで取り対処した後、風通しを良くするためにせん定を行います。
〇アブラムシ
薬剤散布が効果的。
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病気
〇斑点細菌病 初夏と秋になりやすい。
葉や茎に淡い黄色の斑点ができ、だんだんと広がっていきます。
理 由：細菌（バクテリア）による
対処法：みつけたらすぐに取り除く・株ごと切る。
予 防：水はけを良くする。風通しを良くする。
増やし方 挿し木・茎伏せ
5～8月はじめに行います。せん定して出た枝を使用して土に挿します。根が張り新しい葉が出てくるまでは、明るい日陰に置いて常に土が湿っている状態で管理します。
水耕栽培もできます。好みの容器に水を注ぎ枝を入れ、根が出るまでは水が切れないようにします。発根した後はそのまま水耕栽培で育てても、鉢に新しい土を入れ植え替えて大きく育てても楽しめます。
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花が咲く
20年以上育てていると花が咲くこともあります。
５～7月頃に白い花を咲かせ、結実した後の実は赤・黄色になります。
とても希少です。