置き場所
基本は日当たり・風通しの良い場所に置きます。
原産地が熱帯の植物で暑さに強く耐陰性もありますが、寒さには弱いです。5℃以下になると枯れてしまうので、寒くなってきたら室内でも暖かい場所に移動するといいでしょう。
夏は直射日光では強すぎて葉焼けを起こすことがあります。
光合成ができなくなり葉っぱが黄色くなったり白っぽく色が抜けたりしたら葉焼けのサインです。カーテンを引いて光を弱めたり場所を変えたりしてください。
エアコンの風が直接当たらないようにしましょう。
日が当たりにくいところでも枯れにくい丈夫なパキラですが、お日様が好きな植物なので週に2・3回は外に出して日光浴させてあげるなど日当たり・風通しの良い場所に置いてあげるとより元気に育ちます。
水やり
乾燥に強いので水やりを忘れていてもしばらくは大丈夫ですが、基本的に土の表面が乾燥した時にたっぷり与えます。
乾ききらずに水やりをすると根っこが窒息し腐って枯れてしまい、根腐れがおこることがあるので、土の乾燥具合をみて水やりします。冬は1週間に1、2回に控えても大丈夫です。時期を問わず、葉水は毎日行います。
詳しくはこちらもみてください
植物と水【葉水】
植え替え
1~2年に一度植え替えるのが目安で、ベストな時期は5~7月です。
毎年この時期に植え替えが必要か確認をします。大きく育っている他に
・水が吸いにくくなっている
・鉢底から根が出ている。
・葉が下から枯れてきている
などの根詰まりの兆候があれば一回り大きな鉢に植え替えます。
基本的には一回り大きめの鉢を選びますが幹の太さからは想像ができないくらいに根が少ないので、思ったよりも小さめい鉢でも大丈夫です。
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土
高温多湿・水はけの良い土が良く、水はけが悪いと根腐れが起きやすくなります。
観葉植物用の培養土が良いので、植え替え時期に土も変えます。
水耕栽培にしても育つので、好きな入れ物で育てて楽しんでください。
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せん定
5~9月のどんどん大きくなる時期に行います。
樹形を整えるようにイメージし不必要な枝を切っていきます。
風通しを良くし害虫予防にもなるので必要な作業です。
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肥料
基本的には与えなくてもいいですが、与えると生長が早くなります。
4~10月に観葉植物用の緩効性の置き肥を与えます。
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病気・害虫
パキラは丈夫な観葉植物なので病気や害虫にかかりにくいです。
元気がなくなっているときはかかりやすくなるので、ハダニ・カイガラムシには注意をします。
↓ かれたとき・よわったときの対処法 は、こちらにリンクがあります。↓
弱ってきた? 枯れそうなときの対処法①
花を咲かせる
花の咲く時期は6~7月で、夜に咲きます。一日しか咲かない花なので見ることができるのはとても貴重です。種から育った実生苗でしか花が咲きません。
〇市販のパキラに花がさくのか?
市販されているパキラが実生株か挿し木での株かを見分けて自宅の花が咲く可能性があるのか確認します。
実生株(種から育った)は幹の下の方がぷっくり太く、一番下にハート形の双葉があります。双葉がなくても双葉のあった跡があります。
挿し木株は幹の太さがほぼ均一で、根っこが切った跡(鋭利な形)になっています。
〇種から育て咲かせる
種は市販されていることが少なくメルカリなどで購入することができます。
最低でも5年。長くて10年近くかかります。
たっぷりの日光に当てて風通しよく育ててあげると花が咲くことがあります。
種から育て花を咲かせるのは難しいですが、一度咲くと毎年花が咲きます。
実生株もたっぷりの水やり・風通し・日あたりなど環境を整えてあげるといつか花が咲いてくれるかもしれません。
増やし方
〇挿し木
せん定した枝を土に挿し増やします。1~2週間ほどで発根します。
〇水耕栽培
カーテン越しの明るい日陰に置いて、こまめに水を変えます。
日の当たらない場所に置くときは、ときどき日に当てると元気に育ちます。
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〇種をまく
育てるのが少し難しく中級者向けですが、株が大きく育てば花も咲きます。