葉焼け
状 態
植物は自分がいる環境の光の量に適応して新陳代謝を行います。
「葉焼け」とは、急にいつも以上の光を浴びると代謝しきれなくなり
葉っぱが焼けてしまい黄色や茶色、黒ずんだ状態になることを言います。
人でもずっと沖縄にいる人はその光の量になれて肌の色が黒っぽくなりますが、
北海道で住んでいる人が沖縄に行って照り付ける直射日光を
じかに受けていると肌がやけど起こし真っ赤になってしまいます。
葉焼けとはそういう状態です。
判断方法
植物の上の方の葉から変色している。(葉の中の方の変色は葉焼けの可能性は低い)
鉢を前より明るい場所に移動させてから葉の色が変わった。
風が当たらないところで強い光を浴びていた。
水が切れていていた状態で強い光を浴びていた。
原 因
〇光が強くなった。
直射日光に限らず家の中でも鉢をあっちこっちに移動させて
急にいままでよりも明るい場所に移動すると葉焼けする可能性があります。
場所は変えてなくても、四季によって窓からの光の当たり加減や
太陽光の強さが変わるので、光が強すぎて葉焼けしている可能性があります。
〇光が当たりすぎた
自然界では常に風が吹いています。
それが普通ですが、家の中では常に風が吹くことはありません。
風が吹くと光がずっと同じ個所に当たるのを防ぎ、熱を冷まします。
〇植物が弱っているとき
私たちは体調が悪い時、美味しそうな料理がたくさんあっても
そんなに食べることはできないです。
植物も同じで弱っているときは、光が当たっていても
代謝できなくなるので葉焼けが起きます。