置き場所
エバーフレッシュは適温が20度の観葉植物なので日当たりの良い場所に置き育てます。
15℃以下になってきてベランダなどの室外に置いている場合は室内に入れてあげてください。
移動するときは、置いた部屋の環境になじませることが大事なので
短期間で何度も場所を変えないようにします。
また、温度や日光量などの変化に気をつけ
ひなた → 半日蔭 → 日陰 または
日陰 → 半日蔭 → ひなた など
1週間ごとに場所を変える等、少しずつ環境を変えることが大切です。
水やり
葉の数がとても多いので水を良く吸い土の乾きも早い観葉植物です。
夜でもないのに葉が閉じている時は水分が逃げないようにしている状態です。水切れで葉が閉じぼさっとしている時は、水やりを行い葉水もすると戻りやすいです。
寒さに弱いイメージもありますが、葉を落としてでも冬を乗り越えようとするタフな植物ともいえます。
植え替え
生長が早いので1~2年に1回、5月〜9月を目安に植え替えを行います。
・鉢底から根が出ている
・葉が下から枯れてきている
・土の表面に根が見えている
・水やりしてもなかなか浸み込んでいかない
などは根詰まりしているサインなので植え替えが必要です。
今よりも1サイズ大きな鉢に植え替えます。
3号サイズなら4号サイズに 4号サイズなら5号サイズに変えます。
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根っこの塊を崩さず根を切らないようにして鉢に植え替えるようにすると生育が安定します。
せん定
どんどん大きくなる春にせん定をすると形よく育ち、冬には樹形が整います。
害虫予防にも効果的です。
新芽はもともと黒っぽい色をしているので枯れていると思って
間違えて切らないようにしてください。
葉が三角形・逆三角形になるようイメージして
目指したい形より一回りコンパクトに、必要のない枝を切ります
・樹形を保ちたい場合、主軸は切らず内側に伸びている枝、ぶつかっている枝を切り落とします。
・小さくしたい場合は主軸を切って短くします。すぐに伸びてくるので切っても大丈夫です
春先に葉っぱをほとんど取ってしまっても
新しい黄緑色の若葉が生えてきて美しくなるので気にしすぎることはないです。
肥料
枯れにくいけれど緑の鮮やかさがなくなるため
春~秋に2か月に1回の割合で緩効性の置き肥を置くのがベストです。
冬は代謝が落ちるので、根が弱って枯れる恐れがあるため置きません。
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害虫
他の観葉植物に比べると害虫に強いですが予防は必要です。
春から秋にかけ発生しやすいので、葉水・せん定をして通気性をよくし
発見したらその場で駆除し大量発生させないことが大切です。
〇ハダニ
葉や茎について栄養を取るので、葉に病斑ができたり葉が白くなります。
葉の裏に卵をうみ、成虫になると大量発生します。
みつけたらティッシュでとり、水に弱いので葉水をします。
〇カイガラムシ
貝のような形で白い見た目です。
風通しの悪いところに発生し枝や葉の養分を取ります。
つまようじで取り、風通しを良くするためにせん定を行います。
病気
〇炭そ病 カビが原因 春から秋にかけてなりやすい
葉・茎に灰色の斑点が発生。そのままにしていたらどんどん広がります。
理由:多湿でカビが繁殖する。
対処方法:見つけたらすぐにその部分を切る。大きく広がっていたら株ごと処分する。
予防:水をやりすぎない・水はけの良い土を使用する・受け皿の水は捨てる
〇すず病 カビが原因 春から秋にかけてなりやすい
すすの様な黒い病斑が発生。
理由:カイガラムシなどの害虫に誘発されカビができる。
対処方法:水で洗ってティッシュなどでこすり落とす、または切り落とす。
予防:風通しの良いところに置く。葉水して害虫予防対策をする。
増やし方
比較的簡単に数を増やせます。
「挿し木」「種まき」と2種類あります
〇挿し木 5~8月頃
せん定で切り落とした枝を10~15㎝程度の長さにする(挿し穂)。
切り口は斜めにし先端の葉3~4枚を残し全て取り除きます。
残した葉も栄養分がいかないように半分くらいまで切ります。
土に植え日陰で管理します。
2~3か月で根が生えてくるのでその後新しい鉢に植え替えます。
〇種まき 5~9月頃
咲いた花の後の実からできる種をまきます。
土に種を埋め、発芽するまでは日陰または半日陰に置きます。
5~10日で発芽するので葉が完全に開いたら新しい鉢に植え替えます。